イッペイのユーラシアンレシピ
    第6回 お正月向き:華やかなイルハン国のピラフ(ザルダ・パラウ)

    −マーク・クレイマー『モンゴル宮廷料理』より−


    (盛りつけ例:2003年12月25日、調理と撮影はイッペイ)


    ●アフガニスタンではこの料理に砂糖をたっぷり使います。ここでは、砂糖は控えて絞ったレモンと蜂蜜を使います。たっぷりのオレンジをトッピングしたアフガン風ピラフはお正月のおもてなしに似合います。米から炊き込むのが本当のピラフ(現地ではプロフ)ですが、ここでは焚きご飯を使う日本バージョンです。

    ●食材:6〜8人でいただきます @オレンジ2個分の皮(薄目にむいてスライスしたもの) Aレモン1/2個の絞り汁 Bサラダ油1/4カップ C小さく割ったアーモンド1/2カップ Dチキン胸肉800グラム(皮はとる) E塩小匙1/2 Fあらびき黒コショウ小匙1/4 G小さく切った赤タマネギ(無ければ普通のタマネギ)1個分 Hチキンのスープストック1カップ(鳥がらのスープ) I固めに焚いたライス お茶碗で5〜6杯 Jターメリック(香辛料)小匙1/2 Kピスタチオの実1/4カップ Lパプリカ小匙1/2 M蜂蜜1/4〜1/5カップ(量はお好みで) Nトッピング用のオレンジ1個の輪切り

    ●調理法:
    1)@のオレンジの皮を細く縦に切って2カップの水で5分間ゆで、水を切っておく。
    2)小さめの鍋でMの蜂蜜を1カップの水に溶いて、Aのレモン汁を加えながら温め、沸騰したら火を弱くして5分間加熱した後、別にとっておく。
    3)フライパンに、大匙1杯のサラダ油を入れて、キツネ色になるまでCのアーモンドを炒め、別にとっておく。
    4)大匙3杯のサラダ油でDのチキンをよく焦げ目がつくまで中火で炒めたら、Fのコショウと塩で味付けして脇にとっておく。
    5)フライパンでGのタマネギ1/2を、キツネ色になるまで中火でよく炒める。Hのスープ1/2カップを加えて加熱し、4)のチキンを入れてふたをして、20分間弱火で煮込む。
    6)大きめのボールにIのライスを入れ、2)の蜂蜜レモンとJのターメリック、小匙1杯のお塩を加えておへらでよくかき混ぜる。
    7)大きめの深鍋の内側にサラダ油を塗り、6)で仕上げたライスの1/2を底に拡げて入れる。5)のチキンを上に入れて、Hの残りのスープをかける。Gの残りのタマネギ、1)で調理したオレンジの皮と3)のアーモンドを半分ほどを全体にふりかける。次に残りの6)のライスを全体を覆うようにかぶせる。残りのタマネギ、オレンジの皮、アーモンド、Kのピスタチオをを上から振りかけ、しっかりふたをする。
    8)弱火で15分間ほど全体を蒸すつもりで温める。ライスを焦がさないように。
    9)大皿に盛りつける。8)で仕上がったピラフの上の層は皿の周辺に、下の層は皿の中央に、チキンはちょうど真ん中に盛りつけます。Lのパプリカを好みで全体に振りかけ、別に用意したNのオレンジを形よくトッピングして出来上がり。


    2004 イッペイ